英国ドラマは連続する映画作品!
今回はAmazonプライムビデオに加入されている方向けの記事になります。
動画配信により身近になった海外ドラマですが、Amazonプライムビデオではイギリスドラマを探すのは難しいです。(アメリカドラマは探しやすくなっているのですが・・・)
イギリスドラマと出会って10年の私が、沢山のお気に入り作品がある中でも特におすすめの3作品をご紹介します。
イギリスドラマは、はじめは地味に思えますが、話数を重ねるうちにじわじわと抜け出せなくなる面白さがあります。細部までこだわって作られているので最終話まで見た後、もう一度見たくなるのも特徴です。
今回挙げる3作品は、1話を見終えたときの満足度が映画と同じくらい。いつもならミステリーしか見ない私を虜にした作品達でもありますから、多くの方に楽しんでいただけると嬉しいです。
※この記事は公開日時点でのAmazonプライムビデオの情報に基づき作成しております。
- 英国ドラマは連続する映画作品!
- ドクター・フ―(Doctor Who)
- ダウントン・アビー(Downton Abbey)
- コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語~(Call the Midwife)
- まとめ
ドクター・フ―(Doctor Who)
『ドクター・フー』(Doctor Who)は、1963年からイギリスBBCで放映されている世界最長のSFテレビドラマシリーズである。基本的なストーリーとして一貫しているのは、主人公のドクターと呼ばれる異星人が地球人の仲間とともに時空を自由に行き来して、旅をする道中で遭遇する、地球や他の惑星で起こる理不尽な外敵侵略やタイムパラドックスなどを防ぐために奔走するという冒険物語である。(以下省略)引用:Wikipedia ドクター・フー
大人もはまるSFファンタジー!
まずはSFの長寿番組であるドクター・フー。ドクターとつくからには医療ものと思う方も多いかもしれませんが、この作品はSFファンタジードラマです。
ドクター(異星人)と人間が電話ボックス型のタイムマシンに乗り旅をするのですが、荒唐無稽(でも夢のある)なストーリー展開で、演出が素晴らしく、大人でもその世界観にのめりこんでしまうほど!
まずSF好きは絶対に観た方が良い作品です。SF好きでない私も夢に見てしまうほどはまりました。ファンタジーが好きな方も是非!
たくさんのシーズンがあってどれから見ればいいの?という方はとりあえずシーズン1から見てみましょう。この作品は1963年からスタートし89年に一度放送終了しています。その後2005年に再度ドラマが作成され、社会現象となるほどの第二のブレイクを迎えたのです。
少々わかり辛いのですが、Amazonプライムビデオにてシーズン1として提供されているのは、この2005年に放送されたものとなります。
※補足すると、シーズン1が9代目ドクター、シーズン2~4が10代目、シーズン5~7が11代目、シーズン8~10が12代目、シーズン11~が13代目です。ドクターは命に危機が迫ると生まれ変わり、これまでとは違う容姿・人格になるという設定から、シーズン(役者)が変わっても違和感なく見れますので、その点は安心してお楽しみください。
概要
ドクターは地球で出会った人間をコンパニオンに選び、過去や未来へ飛びながら様々な時代や宇宙へと飛びます。毎回エイリアンに襲われたり、ドクターの宿敵に追いかけられたりとスリル満点なストーリー展開です。
基本的には1話完結型(もしくは2話完結)で1話は45分程度。エピソードごとに全く違う世界を旅しているので、時間が無い方は評価の高いエピソードのみを視聴するのもいいですね。ヒューゴー賞映像部門を受賞しているエピソードが何作品もあるので「映画でも見たいけれど時間が足りない!」という時にぴったりです。
私はミステリー好きなので、どうしても話の整合性と現実性を求めてしまいがちですが、ドクターフーくらい突き抜けたストーリーを徹底的な世界観の中で演じられては文句のつけようがないです。
みどころ
異星人と言っても、ドクターは人間と変わらない見た目をしており、特殊な能力はほとんどありません。特殊な道具も2つくらい。人間と変わらない身体能力で、逃げてばかりの彼にとって唯一の武器といえるのは、あらゆる経験を乗り越えてきた知識のみ。力ではかなわないエイリアンたちを相手にこの困難をどう乗り越えるのかな、という点が見どころだと思います。
設定はいかにもSF!というものから、古いホラー小説のようなものまで様々。エイリアンを含め多くのキャラクターが出てくるのも魅力の一つです。
シーズン1第1話の序盤から大量のマネキンが襲ってくるという展開で、その後もロボットはもちろん、異星人、UFO、吸血種族、イギリス大統領など現実世界に囚われないキャラクターが沢山出てきます。その他にもディケンズや、チャーチル元首相、イギリス女王、ポンパドール夫人など、歴史上の人物も出てきますよ。
元々は子供のためにつくられたドラマで、化学、歴史、社会問題などを意識しているセリフも多く、エンタメでもあると同時にこれまでの人間の在り方を問う作品でもあると思うので、お子さんと一緒に観るのもおすすめです。
大人でも展開が読めないため、きっと親子共に胸を高鳴らせながら観賞できますよ。
※見た目が怖いキャラクター、気持ち悪いキャラクターやホラー的演出もあるので見るなら小学校高学年以降をおすすめします。
感想
考えさせられるシーンも多いですが、このドラマは単純に楽しんだもの勝ちだと思っています。
強烈な個性を持つエイリアンも出てくるので、見終わった後家族とエイリアンの真似をしてふざけるのも楽しいです(笑)人間の皮をかぶったスリジーンというエイリアンがおでこから出てくるシーンや、サイバーマンの歩き方とか好きです。
ヒューゴー賞を取っている深い内容のエピソードも好きですが、そうでないエピソードの方が気軽な気持ちで観られるかも。個人的には歴史上の人物が出てくる話が好きなので過去へ旅するエピソードの方がおすすめかな。
どのドクターとコンパニオンも好きなのですが、個人的にはマット・スミス主演の11代目ドクターとコンパニオンのエイミーが好きです。ドクターは顔が好みとかではないのですが、真剣な表情になったかと思うと急にはしゃぎだし、子供のようで母性本能をくすぐるキャラなんですよね。
10代目とコンパニオンローズは完全な恋愛関係のようだったのですが、11代目は美人なエイミーとの恋愛関係になりそうでならない絶妙な距離感の方が私好み。
しかし、11代目のシーズン5からはプライム会員でも有料になるのが残念なところ。シーズン5はそれまでの製作総指揮&脚本が交代となり、あの「SHERLOCK」でも製作総指揮&脚本を担当していたスティーヴン・モファット氏が担当しています。
そもそも「SHERLOCK」というドラマは「ドクター・フー」の撮影時に企画されたという裏話や、ホームズ役のベネディクト・カンバーバッチには当初ドクター・フーのドクター役をやるという話が出ていた、というのもミステリー好きには重要なポイントです。DVDも発売されていますし、シーズン4まで見て面白ければ是非シーズン5も見てほしいと思います!
こんな人におすすめします
- SF好き
- 子供と一緒に楽しみたい
- 自粛疲れしている方(現実逃避したい方)
- ドラマ「SHERLOCK」のファン
- 幼い頃ウルトラマンや戦隊ものにハマった方
ダウントン・アビー(Downton Abbey)
20世紀初頭の英国貴族社会を描き、センセーショナルを巻き起こした世界的大ヒットテレビシリーズ
本作は、20世紀初頭の英国貴族社会を舞台に、貴族と使用人の濃密な人間模様や 愛憎劇を描いた世界的大ヒットテレビシリーズ。実際に、男爵としての爵位を持つ貴族院の一人であるジュリアン・フェローズが製作総指揮を務め、タイタニック号沈没などの実際の事件や、当時の英国相続制度など、時代背景を忠実に織り込み、群像劇ながらも 一人一人にスポットが当たる展開は話題となり、細部にまでこだわった衣裳や調度品と共に、その世界観は人々を魅了した。引用:AXNミステリー 番組一覧 https://www.mystery.co.jp/programs/downtonabbey
英国貴族の没落と人間ドラマを描く
私ははじめダウントン・アビーさんという人が主役のドラマだと思っていたのですが、これはダウントン村のカントリーハウス(通称ダウントンアビー)を舞台とした貴族と使用人たちを描く作品です。
シーズン1からシーズン6までの全52話の作品で既に完結しておりますが、イギリス国内だけでなく他国でも大ヒットとなり昨年映画化もされました。そして映画がまたも大当たり!アメリカだけでも6000万ポンド(約79億)の興行収入があったようで、既に映画の続編制作への動きもあるとか!
この作品、一言で言ってしまえば大河ドラマのような歴史を素材にしたドラマ。それなのに1話終わるごとに続きが見たくて寝不足になってしまうほど面白い展開の作品なんです。
概要
ドラマの舞台は1912年から1925年(日本でいうと明治時代後半から大正時代までですね)、タイタニック沈没により、長女メアリーの婚約者で家督を継ぐはずの男性が亡くなることから話が始まります。
屋敷の主人であるグランサム伯爵には娘が三人。当時イギリスで取り入れられていた限嗣相続制度では女性に家督相続権はなく、親の全財産と屋敷は遠い親戚へ渡ることになります。
納得できないエミリーをはじめ、伯爵の妻コーラ、伯爵の母バイオレットの女性陣達はどうにか財産を守る手段がないか様々な方法を考え行動します。法律の抜け道が無いか調べたり、将来性のある男性を屋敷に招待したり‥
使用人たちも屋敷の主人が変わるとなっては一大事、落ち着かない日々を過ごすこととなり、転職を希望するもの、新しく入ってきた使用人をいびるものなどギスギスした雰囲気となっていきます。
シリーズの途中では第一次世界大戦も描かれるなど、これまで安定していた貴族の生活にも暗い影を落とすこととなります。まさに貴族にとっては激動の時代!大きな変化が訪れる中、そこに暮らす人々の生活を描いた作品です。
みどころ
この作品の一番の見どころは人間味あふれるキャラクターです。
規律を重んじる伯爵、娘の為なら何でもする妻、プライドが高い長女、姉と仲が悪く嫌味ばかり言う次女、女性の独立運動に興味がある三女、そして一番強烈なのが伯爵の母。生粋の貴族である彼女のセリフは毎回型破りすぎて笑えます。
例えば、「しゅ、週末って何なの?」というセリフや、使用人に対し「どうして辞めたがっているのかしら。やさしくしているのに。たいていの時は」というセリフなど、心から理解できないと言うきょとんとした表情で発せられる言葉は、現代を生きる私たちに新鮮な驚きを与えてくれます。
※伯爵の母バイオレット役はあのマギー・スミスさん(ハリーポッターでマクゴナガル先生を演じた大女優)なんですよ。
使用人達も負けていません。むしろ使用人の方が癖のあるキャラクターが多いです。
使用人の中でも格差があり、メイドは人前に出られない、客人を迎えるのは執事でなければならないなど様々な決まり事がある中、忠誠心の塊の執事、足が不自由な従者、同性愛者であり悪だくみばかりしている下僕、身分違いの恋をする運転手など言葉では語りつくせないほどの魅力を持つキャラクターが何人も出てきいます。
悲しい事ですが演技が素晴らしいあまり、脅迫や嫌がらせを受け役を下りた役者さんもいたほど。
ドラマのタイムスパンが長い(13年分を描いている)ため、どんなキャラクターにも成長や変化があります。
意地悪な人が最後まで意地が悪いわけではないし、まともだと思っていた人がとんでもない行動を起こしたりする、屋敷のお嬢様達も結婚したからといってめでたしめでたしで終わらない‥
それぞれのキャラクターがドラマの中で生き、喜んだり悲しんだり悩んだりしているのを見ている感覚なので、視聴者にとっても共感できる場面もたくさんあると思います。お気に入りのキャラクターを見つけて、どんな生き方をするのか考えるのも楽しいですよ。
そしてもう一つの魅力がきらびやかなファッションです。洋服好きの方ならドラマの映像を見ているだけで楽しいほど美しく、今では手に入らないようなデザインの洋服が何度も出てきます。
当時の上流社会では、その場に応じた服装や宝石、装飾品を身に着けることが常識でした。
家族と過ごす日であっても、外出する際に外出着にすることはもちろん、夕食の前には必ず正装に着替えるなど一日に何度も着替えを行っています。
メアリーのセリフで「私の人生など、服を選んで、人に会って、慈善活動をするだけ、すべては結婚するまでの腰かけよ」というセリフがあるほど当時の貴族にとって服装というのは重要な位置を占めていたのですね。
1話ではコルセットを身に着けているのですが、時代の流れによりウエストを締め付けないドレス、肌が見えるドレスに変化していきます。シーズン1と6でファッションを比べ見してみるのも興味深いと思いますよ。
感想
この時代、男性社会といっても屋敷の中の女性たちは強い強い!男性と共に馬に乗り狩りをしたり、将来性のある男性を見極めるための会を開催したり、男性陣がたじたじになるシーンも多々あります。通常の歴史ドラマと比べてドラマチックな展開が多く、歴史ドラマが苦手な方でも楽しめると思います。
同じくらいの時代背景で、昔栄えた家の姉妹達が結婚相手を探すという点では谷崎純一郎の小説「細雪」(舞台は1936年頃)が思い浮かびます。結婚の良し悪しで人生が決まってしまう当時の女性の心情が描かれているので、ドラマと比べてみるのも面白いかもしれません。
細雪は控えめながらも芯の強い女性が男性を見定めていく様が面白みの一つですが、ダウントンアビーは大胆で芯の強い女性がどんどん行動に移していくところが痛快ですね。
内容も平凡な毎日を美しい文体で描いた細雪と比べ、ダウントンアビーでは刺激的な展開が次々と繰り出される点が印象的で、昼ドラ好きな人にも楽しんでもらえるのではないでしょうか。
6月には劇場版ブルーレイも発売されますので楽しみです♪
こんな人におすすめします
・歴史ものが好き
・貴族社会に興味がある(きらびやかな世界
・ファッション好き
・大河ドラマが好き
・昼ドラが好き
コール・ザ・ミッドワイフ~ロンドン助産婦物語~(Call the Midwife)
人間の生と死をみつめる助産師の生き様を描く
1950年から1960年のロンドンの下町を舞台とした助産婦たちの物語。
ロンドンの貧しい街イーストエンドにて助産婦として働いていた実在の人物、ジェニファー・ワースの回想録をもとにBBCにて製作されたドラマシリーズ。
主要な登場人物はイーストエンドの修道院で働く助産婦と修道女たち。
主人公のジェニファー・リーをはじめとした若き助産婦たちは、貧困の中でも生きていく人々の暮らしと、そこで生まれてくる新しい命を目の当たりにし、人生の意味や愛について考えることとなる。
概要
タイトルは産気づいた妊婦さんを前に、助産婦(現代では助産師ですね)へ電話をかけるときに発するセリフ「Call the Midwife」(助産婦を呼んでくれ)から来ています。
それまで異なる世界で生きてきた人々と、妊娠をきっかけに知り合い、新しい命の誕生に立ち会う助産婦たちの実話を基にしたドラマです。
戦後の混乱期を越えて医療制度が少しずつ整ってきた時代で、難産でも助かる人が増えた時代でもあります。
劇的な展開はほとんどなく、現代でも起こりうる病気や妊娠・出産の大変さに立ち向かう助産師の活躍を淡々とつづった作品となっています。
みどころ
みどころは実話を基にしたストーリー展開です。医療ものは腕の良い医者やヒーロー的な医者が描かれがちですが、この中の助産婦たちは違います。
助産婦としてできる限りの事はしようと尽力しますが、力以上の事は出来ないので苦しむ患者を前に無力であることも多いです。
修道院で働く助産婦ですから、妊婦以外にも病気の老人の世話をしたり、ひどい環境で暮らしている人の家を訪問したりすることもあります。
比較的裕福な家庭で育った若き助産婦たちにとって、貧しい人や複雑な事情を抱えながら生きている人たちと関わることは衝撃的でもあり、それをきっかけに様々な事を考え、視野が広がり成長していく姿が魅力的です。
一つ一つのセリフもリアリティがあり視聴者の心に刺さるセリフも多いです。特に印象的だったのが、余命僅かな妊婦に何もしてやれず不甲斐なさを感じている助産婦が同僚に発した言葉です。
「すべての瞬間を精一杯生きる義務が、私達にはある。傷ついたとしてもね」
職業柄辛い現実に向き合わなければならない場面も多い中、それに引っ張られることなく、一人一人が自分の人生を大事に一生懸命生きていかなければならない、という意味で発せられたこのセリフは、2020年のコロナ危機に直面している私の心にも強く響きました。
ドラマでは悲しいシーンも多いですが、若き助産婦たちがはしゃぎながら恋について話るシーンや、男性と連れ立ってダンスをしに出かけ楽しそうに踊るシーンなども多く描かれ、仕事が休みの時には普通の女の子に戻って青春を謳歌している姿は視聴者に安心感を与えてくれまます。
ストーリーの途中で当時の流行歌が流れるのも印象的です。
1950年頃というと、私たちがよく知る時代ではないけれど、音楽や文学は今でも残っている時代で、実際に流行っていた音楽が流れると当時の人々の気持ちに少しでも近づいた気になれます。
主人公があるキャラクターの死を迎えたときに流れた曲は、私の大好きなジャズ歌手ブロッサム・ディアリーの歌う『someone to watch over me』曲で、その優しい歌声があまりにも作品に合っていたのでつい涙がこぼれてしまいました。
人の生も死も、感動的いうよりは淡々とした演出で描かれる中、当時の流行歌が際立って印象的で音楽が好きな方も楽しめると思いますよ。
感想
私自身出産の時に感じたのですが、出産時に一番身近にいる存在が助産師です。(帝王切開などの場合はお医者様になると思いますが)
陣痛が始まってから生まれるまで、呼吸法を指示したり、慰めたり、叱ったり、支え続けてくれたのが助産師の方でした。出産直前も医者や夫が目に入らないほど助産師さんの顔だけを見ていた気がします。
時代が違っても出産シーンでの助産師と妊婦の関係は変わらず、考えてみれば助産師は命を一番近くで見守っている存在だと思います。これまで助産師をテーマにしたドラマや小説があったかな、と考えても思いつかず、検索してもほとんど見つからなかったことに今さらながら驚きました。
私はまだ視聴途中なのですが、シリーズが進むにつれて時代も進み、助産婦たちのファッションも変化して行くようですので1960年辺りのポップでカラフルなファッションや文化も楽しみです♪
日本では少子化が大きな問題になっている中、経験した人にしかわからない妊娠・出産について描いたドラマは貴重だと思います。
「妊娠は病気ではないけれど~」という言葉の意味も分かると思うので、妊娠・出産が身近でない方ほどこのドラマを見てほしいと思います。
赤ちゃんが沢山出てくるのですが、皆ちいさくてとても可愛くて癒されますよ~。(こんな小さな赤ちゃんも撮影に協力しているのかと思うと複雑な気持ちになりますが)
現在妊娠中の方にとってはセンシティブな内容もあるのでおすすめしきれない部分もありますが、出産シーンはリアルなので参考になると思います。
休校・休園で子供と過ごす時間に疲れているであろう方々には是非見てほしいです。どんな状況であっても、無事に生まれて健康に育ってくれてよかったという気持ちを思い起こすことができると思います。
人々の生活を描くということに重点を置いていることからも、ダウントン・アビーが好きだった方はこの作品も好きなのではないかと思います。
現にアメリカでは「ポストダウントン・アビー」とも言われているそうですよ。
日本ではまだまだ知られておらず、日本語版のDVDなども発売されていないのが残念ですが、海外での評価も高く既にシリーズ9までが製作されその続編製作も決定しておりますから、今後日本でもDVDやブルーレイが発売されることも期待したいですね。
こんな人におすすめします
・妊娠・出産についての知識が無い
・赤ちゃんが好き
・子供が好き
・ダウントンアビーが好きだった人
・ヒューマンドラマが好き
まとめ
SF、ヒューマンドラマのあわせて3作品を紹介しましたが、気になる作品はありましたか。イギリスドラマはたいてい3話くらいから面白さが増してくるので、見てみようと思った方はとりあえず3話まで見てほしいなと思います。
どの作品もおすすめではあるのですが、イギリスのドラマは奥が深い分、心に突き刺さる作品でもありますから(その分奥が深く心にしみる作品でもあるのですが)英国ドラマ初心者で迷う方は気軽に見れるドクター・フーをおすすめします。
Amazonプライムビデオに加入していない方でも、様々な配信サイトで配信がありますから気になる方は探してみてくださいね。
私はミステリーばかり見ているので、ミステリー以外のジャンルでおすすめの作品がありましたらみなさんも教えてくれると嬉しいです。
ミステリーが気になる方はこちらの記事も読んでみてください。